
さわやかな朝の山道。空気は澄み、あたりには緑が広がる、これ以上ないほどの散歩日和です。ところが、この完璧な朝に撮影された飼い主さんと愛犬の一枚がXで大きな反響を呼び、12万件以上の「いいね」を集めました。どのような光景だったのでしょうか?
写真を投稿したのは、愛犬と暮らすべちか(@10chf)さん。
写っているのは、緑が続く山道と、そこを歩いている飼い主さんの姿。投稿されたのは朝の7時すぎで、散歩にぴったりの時間帯です。
続きを読む
ところが、飼い主さんの腕元をよく見ると、そこにすっぽりと収まっているのは愛犬。片方の腕に身を預け、やる気が感じられない表情でぼんやりと前を向いています。「これだけ気持ちのいい場所なのに歩かないの!?」と思わず声が出てしまう一枚です。

投稿につづられていたのは、「しずかな朝、さわやかな山、あるかな犬」というひと言。静かな朝、さわやかな山と美しい言葉が並んだあとの「あるかな犬(歩かない+犬)」。語感をそろえたリズムのよさもあいまって、この投稿は12万件を超える「いいね」を集めました。
続きを読む

投稿には、「片手持ちすごい」「絶対歩かないという強い意志を感じる」のようなコメントが寄せられました。
特に目立ったのが、「うちのあるかな犬」という声です。愛犬が散歩の途中で歩かなくなってしまった写真を添えて反応する人がたくさんいて、"あるかな犬"の輪が広がっていました。
飼い主さんは今回の反響について、「犬の画像は毎日のように投稿しているので、たくさん反応があって驚きました」とコメントしています。
続きを読む
飼い主さんにインタビュー!
飼い主さんによると、「以前はよく歩いていたのですが、暑くなったせいかすぐ歩かなくなるようになりました。抱っこ癖がついてしまったようです」とのこと。
最近では、外に出てから5分も経たないうちにストップしてしまうのだとか。それでも散歩がそこで終わるわけではなく、「抱っこでしばらく歩いてから降ろすと自分で歩きます。でも帰りは抱っこです」と、独自のスタイルが確立されている様子です。
続きを読む

あまりの歩かなさに、飼い主さん自身が心配になったこともあるそう。
投稿では「うちの犬、あまりにも歩かないので足かどこか悪いのか?と思ったりもするのですが屋上へ行くと後ろ足をドリフトさせながらはげしく走り回るので本当に歩きたくないだけなんだよな……」とつづっています。添えられた写真では、この日もやはり抱っこされたままの愛犬。走れる脚力は十分にあるようです。

続きを読む
抱えられている最中の様子については、「まったく抵抗せず大人しく抱かれています」とコメント。写真から伝わる脱力っぷりは、まさにそのままだったようです。ただし例外もあり、「他の犬が来ると怖がって飛び降りようとするので困ります」と、ヒヤリとする一面も明かしています。
歩かない愛犬に対する心境を尋ねると、返ってきたのは「歩いてほしいですが抱っこするのも好きです」というひと言。困りつつも、その時間を楽しんでいることが伝わってきました。
続きを読む
帰宅しても丸まったまま、猫のような愛犬
愛犬の性格について、飼い主さんは「臆病で愛想がなく、帰宅しても丸まったままなので猫みたいです」と紹介しています。
一方で、「腕枕でうとうとしはじめた」という投稿では、家の中で抱きかかえられ、うとうとと目を閉じかけている姿が。愛想がないと言われつつも、飼い主さんの腕の中はやはり特別な場所なのかもしれないですね。

続きを読む
トレラン中も夜の散歩も、腕の中の"あるかな犬"
飼い主さんのXには、ほかにも歩かない愛犬の姿がたびたび登場しています。
「『犬を飼ったら一緒にトレランしたい』という夢がかなったけど『一緒に』の意味が違う気がする」という投稿では、山道を走る飼い主さんの腕の中に、いつものように愛犬が収まっています。走っているのは飼い主さんだけで、愛犬は運ばれているだけ。夢がかなったと言えるのかどうか、微妙なところです。

続きを読む
暑さのせいかと思いきや、涼しければ歩くというわけでもないようです。「涼しくてもあるかな犬」という投稿の撮影時刻は、朝の6時前。1日のうちでもっとも過ごしやすい時間帯ですが、それでも愛犬は抱っこされたままでした。

夜の散歩でも状況は変わりません。「犬を持って1時間ほど歩いて汗だく……」という投稿には、暗くなった道を、愛犬を抱えたまま歩き続ける飼い主さんの姿が。運動しているのは、どう見ても飼い主さんのほうです。
続きを読む

愛犬の日々の様子はべちかさんのXアカウント(@10chf)で発信されています。”あるかな犬”が気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
文=武川彩香
記事一覧に戻る