夏バテや夏冷えなど、暑い時期に起きがちな不調を癒やすには、栄養摂取! いつも以上にきちんとご飯を食べて、健康によい成分をしっかり摂取することが大切です。そこで、料理研究家の藤井恵さんに、「疲労回復のビタミン」とも呼ばれるビタミンB1の宝庫、豚肉のカンタン料理を2品、教えてもらいました。体調サポートに技あり!のポイントも伝授します。
夏の疲れを吹き飛ばす!藤井恵さんに教わる、さっぱり美味しい「豚肉」のスタミナおかず2品
教えてくれたのは
▷藤井 恵さん
料理研究家。管理栄養士でもあり、体をいたわる手軽な料理で定評がある。セカンドハウスがある長野県と東京の2拠点生活を満喫中。
アスパラの肉巻き
梅の酸味をきかせ、さっぱり爽やかに
●【夏バテ】対策におすすめ!
アスパラのアスパラギン酸と梅干しのクエン酸が、疲労物質の分解を促進して、疲労回復をサポートすると言われています。
<材料・2人分>*1人分344kcal/塩分3.1g
・豚ロース薄切り肉・・・12枚(約250g)
■A<混ぜる>
└酒 ・・・大さじ1
└片栗粉 ・・・小さじ1
└塩 ・・・少々
・アスパラ・・・6本
・梅干し(塩分15%のもの)・・・1個
■B
└おろしにんにく・・・小さじ1/2
└オイスターソース、水・・・各大さじ1
└しょうゆ・・・小さじ1/2
<作り方>
1.バットに豚肉を広げ、Aをからめる。アスパラは下約5cmの皮を皮むき器でむき、長さを半分に切る。1 切れにつき豚肉1 枚をらせん状に巻きつけ、直径約20cmの耐熱皿に重ならないように並べる。ラップをかけて600Wで6分レンチンし、取り出してラップをかけたまま約2分おく。
2.梅干しは種を除いて包丁でたたき、Bと混ぜる。
3.1のラップをはずして蒸し汁をからめ、器に盛って2をかける。
豚肉とかぼちゃのマリネ
しょうが入りの甘酸っぱだれで食欲倍増
●【夏冷え】【夏バテ】対策におすすめ!
かぼちゃのビタミンE、赤唐辛子のカプサイシン、レモンの香り成分リモネンは、血行を促進すると言われています。豚肉のビタミンB1で疲れ回復にも。
<材料・2人分>*1人分501kcal/塩分2.4g
・豚ロース薄切り肉・・・200g
■A<混ぜる>
└しょうが汁、酒・・・各小さじ1
・かぼちゃ・・・1/8個(約200g)
・玉ねぎ・・・1/2個
■B<混ぜる>
└しょうがのみじん切り・・・1かけ分
└赤唐辛子の小口切り・・・2本分
└レモン汁・・・大さじ2
└はちみつ・・・大さじ1
└塩、しょうゆ・・・各小さじ2/3
└水・・・大さじ4
小麦粉 揚げ油
※はちみつを使っているので、1歳未満の乳児には食べさせないでください。
<作り方>
1.かぼちゃは縦1cm幅の食べやすい大きさに切り、玉ねぎは縦薄切りにする。豚肉はAをからめ、1枚ずつ三つ折りにして小麦粉を薄くまぶす。
2.フライパンに揚げ油を1cm深さまで入れ、かぼちゃを入れて中火にかける。上下を返しながらうすく色づくまで揚げ焼きにして取り出す。続いて豚肉を入れ、上下を返しながらカリッとするまで4~5分揚げ焼きにする。
3.バットなどにかぼちゃ、豚肉、玉ねぎの順に重ねて入れ、Bをかけて約5分おき、さっと混ぜる。
* * *
豚肉のビタミンB1だけでなく、アスパラのアスパラギン酸(アミノ酸の一種)や、かぼちゃのビタミンEなども摂取できるこれらのレシピ。グッタリ疲れた日の夕食にもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね!
※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
監修・レシピ考案/藤井 恵 撮影/難波雄史 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/渡辺ゆき
文=高梨奈々