人気の麻辣湯の味のベースになっているのが、ピリッとしびれる辛さのたれ。このたれ、じつはおかずにもおつまみにも流用できるすぐれものなんです。これひとつあれば味がピタリとキマり、メニューのマンネリも打破できます。ということで、まずは麻辣風味のたれの作り方を、続いてたれを使ったアレンジレシピ3品を紹介しましょう!
おかずにもおつまみにもなる♪ピリッとしび辛「麻辣(マーラー)だれ」のアレンジレシピ3品
教えてくれたのは
▷りんさん
中国家庭料理研究家。福建省生まれ。母の味や故郷の味をベースに、自分らしさを加えた中国の家庭料理を発信。身近な材料で作れる本格的な料理で人気に。著書の『毎日食べたい中国の家ごはん』(KADOKAWA)が好評発売中。
麻辣だれ
スーパーで買いやすい材料で!
<材料・2~3人分(約90g分)>*全量で404kcal/塩分4.3g
・おろしにんにく・・・小さじ2と1/2
・おろししょうが・・・小さじ1と1/2
・具だくさんラー油(市販品)・・・50g
・花椒粉(ホアジャオフェン)・・・小さじ1
・オイスターソース・・・小さじ2
・粗びき黒こしょう・・・小さじ1/2
<作り方>
全ての材料をよく混ぜてなじませる。
【具だくさんラー油とは】
フライドオニオンやフライドガーリックがたっぷり入ったラー油。手軽にコクとこうばしさが出せます。好みの市販品でOK!
【花椒粉とは】
ピリッとしびれるような風味が特徴で、麻辣味に欠かせない調味料。ない場合は、少し和風味になりますが粉ざんしょうを使っても。
麻辣そぼろ丼
がっつり味のそぼろとゆで卵で満足度MAX!
<材料・2人分>*1人分741kcal/塩分3.5g
■A<混ぜる>
└麻辣だれ(上記参照)・・・45g
└とりガラスープの素、しょうゆ・・・各小さじ1
└水・・・大さじ5
・豚ひき肉・・・ 300g
・ゆで卵(熱湯で約8分30秒ゆでたもの)・・・1個
・にんにくの茎・・・100g
・赤唐辛子・・・1本
・レモン汁・・・少々
・温かいご飯・・・茶碗2杯分
・白いりごま・・・大さじ1
酒 塩
<作り方>
1.にんにくの茎は1cm長さに切る。赤唐辛子は半分にちぎって種を除く。
2.フライパンにひき肉、赤唐辛子を入れ、中火でひき肉の色が変わるまで炒め、酒大さじ1、塩小さじ1/3をふる。にんにくの茎を加えて2~3分炒め、Aを加えて炒め合わせ、レモン汁、ごまを加えて混ぜる。
3.器にご飯を盛って2をのせ、ゆで卵を半分に切ってのせる。
麻辣厚揚げ
カリッと焼いた厚揚げに麻辣だれがしみてメチャうま
<材料・2~3人分>*1人分180kcal/塩分1.2g
■A<混ぜる>
└麻辣だれ(上記参照)・・・45g
└みょうがの粗みじん切り・・・2個分
└しょうゆ、酢、水・・・各小さじ1
└好みでごま油・・・少々
・しらす干し・・・大さじ1(約15g)
・絹厚揚げ・・・2枚(約300g)
・万能ねぎ・・・1本
<作り方>
1.万能ねぎは1.5cm幅の斜め切りにする。絹厚揚げは横半分に切って縦3等分に切る。
2.フライパンに絹厚揚げを並べ、転がしながらこんがりとするまで焼く。器に盛ってAをかけ、しらす干し、万能ねぎをのせる。
とり肉のにら麻辣だれがけ
パンチ大のにら麻辣だれ×とり肉で酷暑を乗り切る!
<材料・2人分>*1人分442kcal/塩分1.6g
■A<混ぜる>
└麻辣だれ(上記参照)・・・45g
└砂糖・・・小さじ1/2
└水・・・大さじ1
・とりもも肉・・・大1枚(約300g)
・にら・・・1/3わ(約30g)
塩 小麦粉 サラダ油
<作り方>
1.にらは1.5cm長さに切り、Aと混ぜる。とり肉は余分な脂を除き、身側に数カ所切り目を入れ、塩少々をふって小麦粉を薄くまぶす。
2.フライパンに油少々を中火で熱し、とり肉を皮目から焼く。5~6分焼いて焼き色がついたら上下を返し、ふたをして弱めの中火で約5分蒸し焼きにする。ふたを取って余分な油を拭き、もう一度上下を返し、こんがりとするまで焼く。
3.食べやすく切って器に盛り、1 のたれをかけ、好みでレモン汁をふる。
* * *
おいしいたれの作り方を覚えておくと、料理のレパートリーが大きく広がります。いつものメニューに麻辣だれを加えるだけでも、新鮮な味わいに。今回紹介した3品も、どれも箸が止まらないおいしさなので、ぜひ作ってみてくださいね!
レシピ考案/りん 撮影/難波雄史 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/渡辺ゆき 撮影協力/UTUWA
文=高梨奈々