
パーティーやおうちバルにぴったりのブルスケッタ。パンの上に色とりどりの具材を乗せた見た目は華やかで、「おしゃれなおつまみ」として人気が高いですよね。
でも、「カナッペと何が違うの?」「自宅で本格的な味を出すにはどうすればいいの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
この記事では、ブルスケッタの基本的な定義から、本場イタリアでの位置づけ、そしてご家庭で簡単に作れる絶品レシピまで、まるごとご紹介します。基本を押さえるだけで、あなたのクッキングライフがもっと華やかになりますよ!

パーティーやおうちバルにぴったりのブルスケッタ。パンの上に色とりどりの具材を乗せた見た目は華やかで、「おしゃれなおつまみ」として人気が高いですよね。
でも、「カナッペと何が違うの?」「自宅で本格的な味を出すにはどうすればいいの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
この記事では、ブルスケッタの基本的な定義から、本場イタリアでの位置づけ、そしてご家庭で簡単に作れる絶品レシピまで、まるごとご紹介します。基本を押さえるだけで、あなたのクッキングライフがもっと華やかになりますよ!
ブルスケッタはイタリア発祥の伝統的な前菜(アンティパスト)の一つです。

ブルスケッタ(Bruschetta)という名前は、「炙る・焼く」を意味するローマ地方の方言「ブルスカーレ(bruscare)」が語源だといわれています。その起源は古代ローマ時代にまで遡り、古くなった硬いパンを美味しく食べるための工夫から誕生した軽食です。イタリアでは非常に日常的に親しまれています。
定義と作り方の基本
まず、土台となるパンをスライスします。トーストしたらその表面ににんにくの切り口をこすりつけオリーブオイルを塗り(または垂らし)、塩こしょうをふります。これが基本の形でここにお好みの具材を乗せていきます。
パンに先にオリーブオイルを塗ることで水分が染み込みにくくなるため、トマトなど水分の多い生野菜が具材に使われることも多いです。

パンに具材を乗せる料理は他にもありますが、ブルスケッタには明確な違いがあります。


最も大きな違いは、パンの表面ににんにくとオリーブオイルを塗る工程の有無です。この工程があることで、食感や香りが大きく異なり、ブルスケッタはパンが具材の水分を吸ってべたつくのを防ぐ役割も果たします。
ブルスケッタはシンプルな料理だからこそ、素材と下準備が重要です。本場の味に近づけるための秘訣を見ていきましょう。

■パンの選び方と焼き方
■パンは、バゲットやカンパーニュ(カントリーブレッド)など、クラスト(外皮)がしっかりしたものが適しています。
■厚さは1.5~2cmほどにカットするのが一般的です。厚めに切ることで、具材の水分を吸ってもパンが崩れにくくなります。
■焼く際はオーブントースターなどを使い、表面にしっかり焼き目をつけてサクサクとした食感にし、中をしっとりさせましょう。
■焼き上がったら、熱いうちににんにくの切り口をこすりつけると、香りが格段にアップします。
■トッピングの準備と仕上げ
■定番のトマトを使う場合は、種と水気をしっかり取り除くことが大切です。これをするだけで、パンがべちゃべちゃになる失敗を防げます。
■オリーブオイルは高品質なエキストラバージンを選ぶと、風味が格段に上がります。
■仕上げに、新鮮なイタリアンパセリやバジルを手でちぎって加えると、香りが引き立ちます。
■具材の味付けは、塩加減とオリーブオイルの量で濃淡が決まるため、最後に調整しましょう。
ブルスケッタは、トマトとバジルを使った定番の組み合わせ以外にも、きのこや魚介、和風の食材など、季節や好みに合わせた自由なアレンジが楽しめるのが魅力です。
ここでは、食卓を彩るおすすめのブルスケッタレシピを2つご紹介します。

グリーンブルスケッタ
【材料・2人分】
きゅうり…2本、しらす干し…30g、粉チーズ…小さじ1、フランスパン(1cm厚さに切ったもの)…4切れ
〈レモンドレッシング〉
レモン汁、オリーブ油…各小さじ1
塩、こしょう
【作り方】
1.きゅうりは薄い小口切りにしてボウルに入れる。塩小さじ1/3をふってもみ、約15分おく。しんなりしたら、水けを絞る。
2.再びボウルに入れ、しらす、レモンドレッシングの材料を加えて混ぜる。
3.軽くトーストしたフランスパンに等分にのせ、粉チーズ、好みで粗びき黒こしょうをふる。
(1人分111kcal、塩分2.0g 調理/重信初江 栄養計算/スタジオ食)
▶教えてくれた人 重信初江先生
料理研究家。初心者でも簡単に料理を楽しめるレシピが人気。NHK「あさイチ」「きょうの料理」などのテレビ番組に出演するほか、雑誌や広告などでも活動。著書に「がんばらない晩ごはん献立」(学研プラス)、「昔ながらのおかず 保存版」(主婦と生活社)などがある。

ミニトマトのブルスケッタ風
【材料・2人分】
アンチョビー…2枚、ミニトマト…10個、にんにくのみじん切り…小さじ1、バゲット(5mm厚さに切ったもの)…適宜
オリーブ油、砂糖
【作り方】
1.ミニトマトはへたを取る。アンチョビーは細かく刻む。
2.耐熱ボウルに1、にんにく、オリーブ油大さじ1、砂糖小さじ1/4を入れて混ぜ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(500W)で1分30秒〜2分加熱する。取り出して混ぜ合わせる。
3.バゲットにのせて食べる。
●バゲットはトースターでカリッと焼いても。
(1人分130kcal、塩分0.7g 調理/小林まさみ 栄養計算/スタジオ食)
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
▶教えてくれた人 小林まさみ先生

料理研究家。結婚後、料理研究家を目指して働きながら調理師学校で学ぶ。在学中から料理研究家のアシスタントなどを務め独立し、その後は雑誌、単行本、テレビ、企業のレシピ開発、イベントなどで活動。
ブルスケッタは、焼いたパンににんにくとオリーブオイルを塗るという簡単なひと手間を加えるだけで、具材の味を最大限に活かし、食感も楽しめるイタリアンの名脇役です。
乗せる具材は、季節の野菜やチーズ、生ハムなど、あなたのアイデア次第で無限大。彩りや華やかさを意識すれば、ちょっとしたおもてなしメニューとしても活躍してくれます。
ぜひ、今回ご紹介したレシピを参考に、ご自宅での食卓やパーティーで本格的なブルスケッタを楽しんでみてくださいね。
文=レタスクラブ編集部K 監修=齋藤久美子(栄養士)