レタスクラブ

在宅避難のリアルな実体験を描いた『今日、地震がおきたら』より (C)アベナオミ


大地震が来ても「避難所に行けば、なんとかなる」――そう思っていませんか?


赤ちゃんやペットの世話、介護、生理、アレルギー……もしもの大震災のとき、避難所に行けない状況は多々あります。15年前の東日本大震災のときにも、「在宅避難者」たちには支援の手が届きにくく、過酷な現実がありました。防災士としても活動するアベナオミさんの著書『今日、地震がおきたら』は、その知られざる「家の中の被災生活」を克明に描き出したコミックエッセイです。


本作には、想像を絶する「トイレ」の問題、調理の工夫、そして子育て世帯を襲う「暇」という敵など、マニュアル本には載っていない教訓が詰まっています。生き延びるための実践的バイブルとして、この作品に刻まれた在宅避難のリアルを紐解きます。


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