
第2子を出産したばかりで、心身ともに限界に近付いていた妻・梨香子。そんな彼女を支えるために「2人で頑張ろう」と育休を取得した夫・弘明。
しかし実際には、朝は子どもより遅く起き、家事や育児にもほとんど参加しません。「これならいない方がラク……」と感じてしまう———そんな夫婦のすれ違いを描いたのが、人気コミックエッセイ「とるだけ育休の夫はいらない」です。
そこで今回は本作に関連し、「パートナーが育休を取って、かえって大変だったことや予想外の出来事」について、92人の既婚女性にアンケートを実施。助かったという声から、育休取得が逆にストレスになったという本音まで、リアルな意見が集まりました。
続きを読む
見せかけのイクメンぶりに限界を感じた瞬間
物語では、育休を取ったにも関わらず家事も育児もまったくしない夫と、産後の心身が不安定な中で、長男と赤ちゃんのお世話を必死にこなす妻の姿が描かれています。


息子が泣けば「ちゃんと見てろよ!」と妻を責める一方で、ママ友に会えば「育児に協力するのは父親として当たり前のことですから」と、あたかも理想のパパかのように振る舞う夫———。そんな“見せかけのイクメン”を目の当たりにし、妻・梨香子のストレスは積み重なる一方でした…。
続きを読む
夫の育休取得と育児協力は?92人にアンケート
今回、20代〜60代以上の既婚女性を対象にアンケートを実施し、パートナーの育休に関する実態を調査。まずは、育休を取ったパートナーはどのくらいいるのか見てみましょう。

Q、パートナーは育児休暇をとりましたか?
・はい(しっかりとった)・・・9%
・はい(短期間)・・・・・・・19%
・いいえ(取れなかった)・・・30%
・いいえ(取らなかった)・・・42%
続きを読む
アンケートの結果、パートナーの育休取得率は約30%という結果に。中でも約10%の方はしっかりと育休を取得されていることがわかりました。
さらに、育休を取得した夫の協力度についても調査したところ、

Q、(パートナーが育休を取得した方に質問)実際の協力度はどう感じましたか?
・とても助かった・・・・・・・・・41%
・それなりに助かった・・・・・・・40%
・どちらとも言えない ・・・・・・4%
続きを読む
・正直あまり助けにならなかった・・11%
・逆にストレスが増えた・・・・・・4%
育休を取得してくれたことで「助かった」と感じた方が多数派である一方、「あまり助けにならなかった」「ストレスが増えた」といったネガティブな声も一定数見られました。
多くの「助かった」の声に対し、15%の妻がストレスを…
育休を取得した夫について、多くの方が「助かった」と回答しています。
具体的には、買い出しや料理など家事を分担してくれたり、夜泣き対応を率先して行ってくれたりと、パートナーの協力によって育児を乗り越えられたという声があがっています。
続きを読む


一方、マンガ「とるだけ育休の夫はいらない」では、育休を“ただの休日”と勘違いしているかのような夫の姿が描かれています。
子どもよりも遅く起き、自分の支度が最優先。さらには義母を呼びつけておきながら、自分は飲みに出かけてしまう———。極端に感じるかもしれませんが、現実でも15%の方がストレスを抱えているようです。
実際に寄せられた具体的なエピソードをご紹介します。
続きを読む
・夫が趣味のロードバイクで毎日のように自分だけ気分転換してきてストレスだった
・夜泣きしてもまったく起きない夫に「何のための育休なの?」とイライラ
・育休を取った直後にぎっくり腰になり戦力外となった夫
・夫が家にいることでご飯を作る回数が多くなり、家事の負担が増えた
・里帰り中に夫は内緒で育休を取り、自分だけの休みを満喫していた
割合としては少数派であるのものの、ストレスを感じたという15%の方からは、マンガに引けを取らないほどのエピソードが。育休の目的や役割について、夫婦間で認識にズレが生じてしまうケースも少数ながら見られました。
続きを読む
限界を迎える前に家族以外の人に頼ってみるのも大切


マンガでは、主人公・梨香子がストレスによって帯状疱疹を発症し、診療を受ける場面が描かれていました。
過度なストレスは、心だけでなく体にも大きな負担をかけてしまいます。だからこそ、限界を迎える前に育児の悩みを相談し、助けを求めることが大切です。
特にパートナーには「言いにくい」「わかってもらえないかも」と思ってしまったとしても、まずはしっかりと話し合い、気持ちを伝えることが必要なのかもしれません。
続きを読む
全国の自治体には、子育てのさまざまな悩みに対応してくれる「子育て相談機関」が設けられています。育児のストレスはもちろん、パートナーとの協力関係や家庭内の問題など、幅広い相談に応じてくれます。1人で抱え込まず、お近くの相談窓口や支援センターを上手く活用していきましょう。
調査概要
調査方法:WEBアンケート調査
調査期間:2025年10月30日(木)〜11月11日(火)
調査対象:20代〜60代以上の既婚女性
対象者数:92人
続きを読む
文=りょう
夫と、好奇心旺盛な娘と暮らすママライター。家事や育児に奮闘する中で培った経験をもとに、「無理なく続けられる暮らしの工夫」や「毎日を快適にするライフハック」を紹介しています。日々忙しいママやパパが笑顔になれるヒントをお届けします!
記事一覧に戻る