
家事に育児に毎日忙しいけれど、いつか働き始めたい、または働く時間を増やし、使えるお金を増やしたい…そんなふうに考えている人もいるのではないでしょうか。
今回ご紹介するコミックエッセイ『“生きづまる”私たち~みわこの限界 』の主人公みわこは、「夫がお金を稼いでくれているから生活ができる」と、モラハラな夫の暴言にも感情を抑え込んでいる日常から、「子どものために、自分のために、働くことで今の生活から脱却しよう」と決意します。
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みわこほど苦しい状況にないにせよ、自分も働きたい!自分で自由に使えるお金を増やしたい! と思っているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、同じように考える人が結構多いみたいなんです。
『すきま時間で副業したい』主婦は7割超。その割合は増加
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研(運営:ビースタイル ホールディングス)』の調査では、「すきま時間で副業等の仕事をしたい」と思う主婦・主夫は71.6%に上りました。
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2023年にも同様のアンケートを取っていますが、当時よりも「副業等の仕事をしたい」と回答した人の割合は10%近く増えています。昨今の物価高などを反映し、もっと収入を増やしたいという主婦・主夫が増えていることを実感させられます。

・税金や物価が高騰しているので、暇な時間に少しでも収入を得ることができれば、生活費の足しにできるので助かる(40代:今は働いていない)
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・すき間時間をどう過ごすかはとても大きい。1日1時間でも1年だと365時間、積み重ね時間で達成出来ることは大いにある。資格取得勉強やオンラインによる人脈形成など(50代:パート/アルバイト)
・スキマ時間に働かないと暮らしていかれないというのが問題。そうならないように、育児や介護中の方、シングルマザーなどが排除されず正社員として働きたい人が働けるような社会になるべきだし、物価に合わせて収入が増える仕組みでないとならない(40代:今は働いていない)
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…など、純粋に生活費の足しにしたいという意見から、自分の成長のためと考える意見、そして社会の仕組みに対しての意見もあったようです。
今回紹介する主婦・みわこが夫の暴言に耐えながらも動き出す姿は、「収入が必要」「人生を変えたい」と願う女性のリアルと重なります。


夫からの強い言葉とその態度に違和感を覚えながらも、自分がいけないんだと思い込むみわこ。
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後日にも、同じように責められてしまうことがあって…。


自責で日々をやり過ごしてきたみわこですが、とうとう限界が来てしまいます。
そうして、彼女はこんな生活を変えようと決意して…。



金銭的な独立と精神的な解放を同時に目指す物語として、「自分の人生を取り戻す」きっかけを探す読者に響くエピソードでしたね。
あなたがみわこと同じ立場だったら、どうしますか?
文=レタスクラブ編集部MY
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