
「断捨離(R)」の第一人者であるやましたひでこさんと、終活漫画で人気を博す漫画家・コラムニストのカレー沢薫さんが、趣味が行き過ぎて大変なことになったオタクの部屋に突撃! 断捨離と対極にあるオタクの習性に踏み込み、気分がアガるモノと暮らしのバランスを提案。
果たしてその集め方はモノを大切にしていると言える? 自身はもちろん、オタクな家族のモノに悩まされている人は必見です。
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※本記事はやましたひでこ原案・監修、カレー沢 薫漫画の書籍『オタクの断捨離 捨てられないオタクを救済!』から一部抜粋・編集しました。

いつまでも同棲できない全方位モンスターオタク
兎野さんの困りごと
捨てられるものは捨てたんですけど、モノが減らないんですよね…



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残念ながら、この室内の惨状には、愛でる気持ち、慈しむ気持ちのひとかけらもありません。
なにより、ご自分をまったく慈しんではいないよう。
こんな状態の部屋に自分を住まわせているなんて、自分で自分をいじめているのと同じですね。
「片づかない、片づけられない」云々のレベルではなく、まるでセルフネグレクト、まるで自作自演の虐待。
どうぞ、彼氏からの愛を素直に受け取って、この有様から脱出してくださいますように。
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捨ててはならないのはモノではなく、ご自身の存在とお互いを愛する気持ちだけですから。
【著者プロフィール】
■やましたひでこ:クラター・コンサルタント。東京都出身、石川県在住。大学在学中に入門したヨガ道場で、心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出逢う。その後、この行法を日常に落とし込み、片づけ術「断捨離」として応用提唱。2001年より、「断捨離セミナー」を全国各地で展開。
■カレー沢 薫:漫画家、コラムニスト。漫画「ひとりでしにたい」で、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。東京都写真美術館の広報誌別冊「ニァイズ」とコラボ中。
原案・監修=やましたひでこ、漫画=カレー沢 薫/『オタクの断捨離 捨てられないオタクを救済!』
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