
「SNSで話題になっているコスメを買ってみたら、自分には似合わなかった…」「いつも同じメイクをしているけれど“正解”がわからない」こんなメイクのお悩み、あるあるですよね? そしてメイクがイマイチだと、なんだか気分も下がります。そんな時に参考にしてほしいのが、メイクサロンを運営するStyle Works代表の三輪詩織さんによるメイクアドバイス。顔のバランスに合わせたメイクをしたり、目や口など気になるポイントのお悩みを解消したりするだけで、今よりかわいい自分にアップデート! 自分に「似合う」メイクを見つければ、お出かけがもっと楽しくなること間違いなしです。
※本記事は三輪詩織著の書籍『「加工した!?」と必ず聞かれる ずるいメイク』から一部抜粋・編集しました。
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正統派美人顔を作る!「黄金比バランスメイク」
黄金比とは、誰もが感覚的に「美人」「調和が取れている」と感じるバランスのよい比率のことです。そして「黄金比バランスメイク」とは、この黄金比を軸に、普遍的でバランスの取れた正統派美人顔を作るメイクをいいます。
メリハリのある立体感と、縦感のある大人っぽくて端正な顔立ちが「黄金比バランスメイク」の完成形。シェーディングやハイライトを駆使するのはもちろん、パーツ同士の「主張」と「調和」のバランスがポイントになります。「よいところ」は際立たせ、その他の存在感は消して、黄金比に近づけていくことが、黄金比バランスメイクのゴールです。
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メイクには時代によりさまざまなトレンドがありますが、黄金比バランスで作るメイクは、後になって振り返っても違和感を覚えることが少なく、時代を超越したベーシックメイクといえます。
使うコスメのカラーは特に問いませんが、まずはお手持ちのベーシックなベージュやブラウン、コーラルピンクなどで試してみると、どんなファッションやシーンにも取り入れやすくなります。

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■黄金比バランスに近づける
パーツの配置&立体感がポイント!

「黄金比バランスメイク」は、正統派美人な印象を作るメイク。自分の顔立ちやパーツのバランスに合わせて(1)どこに、(2)何を、の観点で見ていきます。実際のメイク方法は素の顔立ちにより異なりますが、基本としてベースはムラのない均一な状態に仕上げます。続いて「バランスマップ」を参考に、眉頭の位置を決めます。目元は求心顔なら外に、遠心顔なら内に濃い色を。チークやシェーディング、ハイライトは立体感と縦感を意識しましょう。
【Point1】眉頭は目頭の真上&色は髪と同じに
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眉の位置が高い人は、角度を平行に近づける。ペンシルは毛がない部分に使い、毛がまだらな影ムラはパウダーを足す。いまっぽい淡い眉色にするには、眉マスカラが必須。
【Point2】アイラインは黒か茶で、まつ毛の際を埋める

求心顔なら黒目より内側には引かない(遠心顔なら目頭側から引いて目尻は伸ばさない)で、アイカラーやマスカラも同じ場所にポイントをつける。目の位置が低めな方は涙袋を淡めに。
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【Point3】唇全体にしっかり色をのせる

唇の位置が高い場合は上を淡く、下を濃いグラデリップに(低い場合は逆に)。唇が厚めの場合はコンシーラーで1〜2mm削り、薄めの場合はリップライナーで1〜2mmオーバーに描き足す。
著=三輪詩織/『「加工した!?」と必ず聞かれる ずるいメイク』
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